津市 ベンツ W177 A200d バッテリー交換 三重県 津市 ティーズアート 

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ベンツ W177 A200d バッテリー交換

 OM654エンジンのAクラス

W177 Aクラス、ディーゼルさん

真夏、突然のバッテリー上がり。
テストをしてみると、電圧はあっても
容量がもうほんとにスッカラカン状態。

 新車時から4年。 夏の暑さで劣化にとどめを刺したのかも

最近のAGMバッテリーは4~5年で限界を迎えるケースが多い。
場合によっては3年でダメになることも。

高性能なAGMバッテリーが劣化しやすいのではなく、
頻繁なアイドリングストップのせいでバッテリーへの負担が大きくなってるから。

また、冬場は気温低下の影響でバッテリー性能が発揮しにくく
始動時にセルモーターの回り方で「ちょっと弱ってそう」とか分かりやすかったりするが

夏の高温時には一気に劣化が進み、「突然、バッテリー上がり」なんてことも。

 ぎゅうぎゅう詰めのエンジンルームに搭載されるバッテリー。

このモデル、特にディーゼルエンジン搭載のA200dはバッテリー周辺にスペースがない。

一見、バッテリーを真上に持ち上げて取り出せそうに見えても
複数のバッテリーケーブルと電源ユニットなどがバッテリー上に通っており
これらの大電流電源回路を切り離さない限り上へ抜くのは不可能。


また、バッテリー取り外し状態での電源確保には
プースターケーブルによって他のバッテリーをつないで作業。

以前には「シガーソケット電源」や「OBDカプラー電源」用の便利グッズにより
バックアップを行うことも試したが、、これが有効なのは昔の国産車くらい。
イグニッションOFFの状態でもスリープに入るまでは結構な電流が流れ、
またときどき大きな電流が流れるタイミングがあるので、使い物にならない。



 バッテリーを交換しても、消えないバッテリー警告。。

バッテリー交換が終わり、元気にスターターモーターが回るようになった。

しかしこのバッテリー警告メッセージは表示されたまま。。
エンジンを始動しても変わらない。

テスター診断をすると、さすがにたくさんの電圧系エラーメモリーが。
最近の車両はバッテリー自体の状態も判断できるシステムが付いていたりして、
SUMには「スタータバッテリーの抵抗値が高すぎ」というのが入っていた。
とりあえずすべて消去してみるが~ メッセージは消えず。

「バッテリーの交換登録」を行うことによりメッセージは消えた。
以前からBMWで採用されているシステムだが、今後は他の車種でも増えていくのかも?

 
 
また、ダメになっていたバッテリーのテスト結果がコレ。
定格値が 800 のところ、、測定値はなんと 一桁 になっている。
これはもう「バッテリー内部破損」な状態。
もちろん電圧計で電圧を測ったところで12V以上あったりするので、
判断はバッテリーテスターでないとできない。

 新車装着されていた、メルセデスベンツ純正AGMバッテリー

近年のベンツでは定番、80AhサイズのAGMバッテリー。

ドイツ製でないものが多かった印象だが、今回の物はイタリア製。 製造年は2019。

またサブバッテリー(バックアップバッテリー)は、メインバッテリーとの同時交換がおすすめ。

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