古いボルボさん、謎のエンジン不調。
かからない、たまにかかってもエンストする。
作業履歴や情報全くなしの車両、
さらに入庫が少ない車種なので
原因究明は手さぐりでの点検となる。。
いろいろ診断しながら試していたら、エンジンがかかった。
アイドリング普通だし、アクセルペダルを踏めば普通に回転上昇。
調子は悪くなさそう。走ってどうかを確認に走行してみると、、
なんとしばらく走ったところで走行中突然エンスト!
これはなかなか怖い。。
惰性で端へ寄せ、再始動を試みるがすぐかからず。
何度かやってるとエンジン掛かった。
Uターンしてそおっと戻るが、、
途中でまたエンストしながらもなんとか無事に帰還。
燃料はOK、点火に問題があり。エンジンかかれば普通。
古い車両なのでユニットのハンダ割れなど?
とエンジンコンピューターも点検、特に問題なさそう
配線図を探すと点火回路にイグナイターが単体で存在するようなので点検。
そのカプラーを外してみると、端子が緑色になっている。
水分などで腐食するとこうなって、接触不良の原因となることも。
しかし洗浄してみるも状況は変わらず。
あとは点火系の配線をたどっていくしか。
そしてついに見つけた、まさかのコレ…
エンジンマウント付近の見えにくい部分にボルト固定されているはずの、
エンジン点火系回路のアース端子が、、宙に浮かんでいる
クランキングの振動などで たまたまこの端子が、、
金属部に触れた状態になったタイミングだけ、エンジンがかかっていたようです
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