初代1シリーズ、E87さん。N46エンジン。
地面にぽたぽたとオイル漏れの跡が、、
このあたりのエンジンではよくあるオイル漏れ。
エンジン各部に定番の漏れポイントがあるので、
消耗品と割り切って修理するしかないでしょう。
黒いスチール製のエンジンオイルパンと、
キャタライザーがオイルで濡れているのが分かる。
特に高温になる排気系のキャタライザーは、
これだけオイルがかかってくるとかなり煙が出てくるはず。
そして最悪は発火のおれそがあるという、危険な状況。
危険な排気系へのオイル垂れは、エンジン最上部から。
BMWの直列4気筒エンジン。排気側を下にして傾斜マウントされているので、
エンジンヘッドカバー付近でオイル漏れが起こると、高温の排気エキマニの方にオイルが流れていく。
今回はヘッドカバーガスケットからの漏れと、
シリンダーヘッド後部に取り付けられるバキュームポンプからの漏れ。
熱の影響などでゴムガスケットは硬化・収縮して役目を果たさなくなり、オイルが漏れてくるように。
また樹脂製のヘッドカバーは、カバー自体にクラックが入っていることもあるので要チェック。
バキュームポンプはシールキットを使用し、分解してOリングを交換。
エンジン下端のオイルパン。ココのガスケットは交換するのが少し大変。
まずサブフレームを降ろし、スペースを確保してオイルパンを外します
同時に、レベルゲージパイプのOリングとレベルセンサーのガスケットも交換。
他にはオイルフィルターケースの取付け部などもよく漏れますが、今回は漏れていませんでした。
すでに一度漏れ修理されている場合も考えられるし、
ここは完全な別場所となるので、漏れが発生してからでよいでしょう。
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