警告が点灯し、ヒーターが効かなくなったW211さん。
一般的な乗用車の暖房は、エンジン冷却水の
熱を利用しているので、、冷却水が漏れて
循環しなくなってしまうと、エンジンはオーバーヒート
室内では暖房が効かなくなる。
車両をリフトアップしてアンダーカバーを外すと、
ラジエター左側付近の上の方から冷却水漏れが確認できた。
正常な状態の冷却水が入っていたので、
このように漏れた部分には白い漏れ跡がクッキリと。
しかし冷却水が長い間まったく交換されていなかったり
少しずつでも水道水での補充を繰り返していた車両の場合、
漏れた跡 は残りにくくなり、発見に時間がかかることも。
上から確認すると、漏れ場所はラジエターアッパーホース付近。
アルミコアと樹脂タンクとのカシメ部からの漏れか、それとも樹脂タンクの割れか。
漏れ部分をきれいにしてみると 樹脂ぶぶんに大きなクラックが見つかりました
この時代の W220 Sクラス や W215 CL あたりでも同じように
クラックが入って漏れた例があるので
素材が樹脂であることによる経年劣化・熱による劣化と、
エンジン振動によるアッパーホースからの揺れの伝わりで
この時代のメルセデスはラジエターのココが割れやすいのだと思う。
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