フルノーマルで乗られている
ポルシェ997カレラさん
結構距離も伸びてきているので
いろんなところに痛みが出てきます。
異音の原因は右側触媒の内部破損。
たたいてみると、キャタの中でセルが動く音がする。
以前ベンツでよくあったキャタ破損な感じです
しかし排気系を見ていると、、なんと数か所にパイプのひび割れを発見。
割れが始まっていても、開いてきにくい場所のため排気漏れはあまりなかった様子。
リアエンジンでオーバーハングの隙間に詰め込まれた排気系のため、
振動を逃がす余裕はあまりないんだと思う。
しかしこのテールパイプ部のクラックは、、大きくて重いマフラーカッターが原因だろう。
内部破損の触媒は本体交換になるのですが、、新品部品はとても高価。
これはポルシェに限ったことでなく、高いイメージ。
今回は運よく中古良品が見つかったので中古品を使用します。
リアエンジンの911シリーズならでは、狭いスペースでできるだけ排気管長を稼ぐために
左右バンクから出たそれぞれの排気管はクロスして左右マフラータイコへとつながっています
こちらは内部破損で取り外したキャタライザー。
この入り口側パイプ、溶接のキワにおおきく割れがありました
狭い空間での取りまわしで振動&熱膨張の逃げが少ないことが割れの原因のひとつだと思う。
左右タイコのテールパイプ部分は溶接にて修理。
こちらはやはりマフラーカッターの影響で振動的に力が集中する、この溶接キワが割れてきた感じ。
左右テールパイプ部分の他は大丈夫か 念のため点検していると、、
裏側補強ステーの溶接部付近にも割れを発見。
振動するパイプエンドにあるマフラーカッターが重いための影響。
そんなマフラーカッターだけでも、軽量なものに交換する価値ありそう。
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