津市 BMW E36 アルピナB6 エンジン始動不良 修理 三重県  ティーズアート

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BMW E36 アルピナB6 エンジン始動不良 修理

 セルモーターは回るがエンジン始動できない

BMW E36セダンのアルピナモデル、
ALPINA B6 2.8/2 さん。
エンジン始動ができなくなったとのことで入庫。

すでに30年ほど前の車でしかも
BMW標準モデルでないALPINA。
部品の入手が困難な場合もあるので。。

 エラーコード無し。そしてたま~にエンジンがかかる

この時代のクルマは、テスター診断できるが各社で専用の診断カプラーとなる。

BMWの3シリーズ系はE30、E36、E46前期まで丸型のBMW専用カプラー。
しかしエンジンコンピューターにフォルトメモリーは無し。

そして各部点検しながら何度もスターターを回していると、
たまにポンとエンジン始動できる時がある。。

 燃料ポンプに電源が来ない

始動できないときはインタンク型のフューエルポンプが回っておらず、
燃料が供給されないのでエンジンがかからない状況。

エンジンルーム内ヒューズボックスに、ポンプ電源のための
DMEリレーとポンプリレーが設置されているので、動作を確認。

リレーを単体テストし動作OK、信号・電源などモニタリングできるようにして確認。

またリレーをジャンプさせ、強制的にポンプを回してやると、、
それでもエンジン掛からず。

 回転信号が出ていないことが判明

イグニッションONの時点でポンプが回る時・回らない時があるので、
そっちから疑っていたが エンジン始動しないときはどうも回転信号が出ない様子。

となればまずこの部品、クランクセンサー。
ボルト1本で止まっているだけだがまさかのネジ頭がすでになめてる。
古いクルマはこういったいろいろな問題で追加作業が出ることも多い

 テスト用センサーに交換して問題なく始動できるように

時間をかけてなめたネジを外し、在庫のテスト用クランクセンサーを付けてクランキング。
問題なくエンジンがかかるようになりました。

部品は特殊なものではなく、普通にBMW純正部品で交換ができたので無事完了。

もうちょっと後の世代のクルマになると、、エンジンコンピューターが進化して
クランクポジションセンサー異常 などの故障コードを残してくれたりするんですけどね

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