FIAT500さん、エアコン冷房が冷えない症状。
冷えない原因は色々だけど、
今回の車両はエアコンガスが抜けてしまっている。
その場合、テストでガスをある程度入れると
エアコンは効くけれど、、ガス漏れ自体は修理が必要。
ガス漏れの発生場所もさまざま、場所によっては大掛かりな作業となることも。。
そして今回の車両は検査の結果、室内側となるエバポレーターから漏れが。
またエキスパンションバルブ付近でも漏れが起こっているよう。
室内と分かったらまずドアを外す。。
ドアを外すって、、派手な作業で できれば避けたいところだけれど
実際のところはドアが無くなるおかげで、他の作業がとってもしやすい。
室内にあるエアコン部品、エバポレーター交換の場合は「ダッシュボード降ろし」となる、、
もちろんそうだけど、それで終わりではなく。。
ダッシュボード下にある金属フレームを取り外し、室内エアコンユニットASSYを降ろす。
そこからやっとエバポレーター交換の作業そのものが始まる
FIAT500、エアコンユニットやブレーキシステムのレイアウトが特殊。
一般的なクルマだとエアコン外気の取り入れ口は助手席側が多く、
ブレーキに関しては普通は運転席側で完結する。
しかしこのクルマは外気取入れ口がハンドル奥に、またブレーキマスターシリンダーは助手席側に。
なのでブレーキは右のペダルから左側助手席足元へと踏力を伝えるリンクがあり、
ブレーキランプスイッチもそのリンク部に付いている。
左ハンドル車は作業したことが無いので予想だけど、
たぶん左ハンドル車だと通常のレイアウトになってるということだと思う
そして普通の車だと、車内から取り出したエアコンユニットを分解し、、エバポレーター交換となる
しかしここでもFIAT500は違う。
なんとエバポレーター単体では部品が出ず、ユニット丸ごと交換となる。
そうなると部品価格が心配になるけれど~ FIATさん、良心的価格でした。
なので新品のエアコンユニットにブロアモーターや配線、フラップ切り替え部品などを移植。
今回の車両はマニュアルエアコン車でした
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