F20 1シリーズさん B38エンジン搭載。
突然のエンジン冷却水漏れ発生、
しかも漏れて出てくる量がかなりの大量。
突然、たくさんの漏れが発生となれば
まず思い浮かぶのは、ラジエターホースの破裂・破損。
ラジエターホースやラジエター本体などであれば、漏れ場所の特定はしやすいのだけれど
今回の漏れ原因は奥まった場所で分かりにくい。
冷却水が出てくるのはエンジン後方、オイルフィルターケースのあたり。
しかし上からではエンジンコンピュータ関連の配線がギッシリ、下からでも直接見るのは難しい状況。
とにかく邪魔なものを外していく。。
写真にはもう写っていないが、エンジンオイルクーラーを外してからフィルターケースを取り外し。
外した右に写っているオイルクーラーは、ミッションオイル用。
BMWのエンジンでは昔から、フィルターケースのガスケット劣化でオイル漏れの発生が多かった。
しかし今回のエンジンではフィルターケースがアルミではなく樹脂製になっており、破損していた。
右写真の上2つ、白くなっているのが冷却水通路。下の小さい通路はエンジンオイル通路。
冷却水通路の一部が完全に割れてしまい、ガスケットが横に逃げて水漏れが起こっていた様子。
金属にくらべ軽量化にはなるんだと思うけど、、
樹脂ヘッドカバー、樹脂オイルパン、そしてこの樹脂フィルターケース。
昔、国産2輪車ではカムシャフトが樹脂製ってのもあった。。
飲食業界のストローでは脱プラ化が進んでいるけど、自動車業界では脱メタルのプラ化が進んでいるような。
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