2代目BMWミニ、R56系。
クーパーさんでNAのN16エンジン搭載。
この世代のMINI/PSI系エンジンは、、
冷却水漏れがよく起こる。。
ミッションの上に漏れた冷却水が溜まっていたら、、ほぼサーモスタットからの漏れ。
ガスケット劣化で漏れることは少なく、
樹脂製のサーモスタットハウジング本体そのものが劣化するなどして
割れ・穴あきを起こしているパターンが多い。
同時期のBMWではワンタッチジョイントのホースが破損して冷却水漏れなどが多かったけど、
このR56系ミニで使われているホース類にはワンタッチジョイントが少なく、ホースの破損は稀。
ヘッドのリアエンドにはシンプルな冷却水通路が開いており、ここにサーモが付く。
サーモ自体はたくさんのホースが刺さっているタコ足状態なので、全てのホースを外す必要が。
ウオポンはエンジンフロント側に装着され、ベルト+フリクションプーリーで駆動されるシステム。
そんなエンジンの前後にスプリット配置されるサーモ・ウオポンをつなぐのがこの樹脂パイプ。
そう、樹脂パイプなので、、 劣化してもろくなっている。
そのためサーモスタット脱着時に破損することが多く、基本的に同時交換となるが、、
作業はなかなかすんなりと行かないことも。
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