W447のVクラスさん、
直4ディーゼルOM651エンジン搭載。
冷却水の警告が出たので点検。
特にガレージの床に液漏れはなさそうだけど、、
エンジン冷却水の漏れは早めの修理が必要。
もちろん、放置すれば最終的にエンジン破損につながるから。
最近のクルマは、重要な不具合を早めに警告表示してくれる機能が。
このおかげで、
不具合に気付かずそのまま走行してしまい深刻な状況になってしまうのを防げる。
冷却水レベルの他には、たとえばタイヤのエア圧低下など。
2000年代後半くらいから機能が登場したタイヤエア圧警告のシステムは結構優秀で、
警告が出てすぐに実際のタイヤエアー圧を確認すればパンク修理で済むことが多いが
これも放置してしまうと空気圧過少の走行でタイヤ破損につながる。
縦置きエンジンをフロントに搭載しているW447のVクラス。
何をするにもまず、エアクリーナボックスを外してから。
今回の場合はエンジン上部前側にサーモスタットが位置していたため、すぐに漏れ箇所の特定ができた。
また、まだまだ新しい車両なためサーモ交換時に脱着するホースや配管類の劣化は少なく、
サーモスタット自体のみの交換で作業が完了。
このクルマこのエンジンのサーモスタット取り付け位置がシリンダーヘッド前方あたりのため
漏れた冷却水はファンベルトにかかり、エンジンルーム各部に飛び散っている状態。
こうなると、微妙な漏れ・にじみ程度の積み重なりの場合はほとんどが飛び散ってしまい、、
地面まで垂れてくるようになるまでには相当時間がかかると思う。
そんな状況にちょっと似ているのが、
エキマニなど排気系の上部付近で冷却水が漏れている場合。
そのパターンだと、高温の部分ですぐに蒸発してしまう。
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