津市 ミニ R56 クーパーS エンジン不調 修理 三重県 津市 ティーズアート

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ミニ R56 クーパーS エンジン不調 修理

 ときどき息継ぎ、ランプ点灯。

2010年のR56ミニさん
N18エンジン搭載。

エンジン回転が落ち込んだり
エンジンチェックランプが点灯したり。

しかし調子いい時は、特に問題無し。。

 入力される故障コードは「エアマスセンサーの妥当性」。

R56ミニ後期モデルのクーパーSに搭載されるのは、後期エンジンのN18。

なので前期クーパーSのエンジンには装着されていなかったエアマスセンサーが付いている。
エアクリーナーボックス後の吸気通路に付いているセンサーで、
エンジンが吸い込む空気の流量を計測している。。

故障コードからすると、エアマスセンサー自体の不良も考えられるが、、
このセンサーの下流で2次エアの吸い込みがある可能性も。


 ちぎれている吸気ダクトと、外れかけのエアフィルター。。

テスターで故障コード確認後、エンジンルームを確認すると、、

いきなり怪しい個所を発見。
エアマスセンサーからターボチャージャーへとつながる吸気パイプ、
破損しやすい部分にテープが貼ってある。。

軽く指で押してみると、やはりちぎれていた。

これでは、この部分から2次エアーを吸い込んでしまう。
エアマスセンサーの測定値と、実際に吸気している空気量が合わなくなってしまうため
最適な燃料の噴射ができなくなり、、エンジン不調に。


また、エンジン不調には関係ないのだが
社外のエアクリーナーは外れかけ、今にも脱落してしまいそうな状態。

 前期N14エンジンではゴム系素材、後期N18エンジンでは硬質な樹脂素材。

外すと見事に3分割になった、吸気エアーダクト。

実はコレ、前期エンジンと後期エンジンでは形状だけでなく素材・柔軟性が全く異なる。

N18、後期エンジン用は硬質樹脂を溶着で組み合わせてあり、劣化してくると割れやすい。
そして前期クーパーSには付いていないエアマスセンサーが装着されているため、
後期モデルはココでエア吸いをすると不調になるというわけ。

 新品部品に交換、社外エアクリの取付け調整も最適化

エアクリーナーボックスが純正ではなく社外システムに交換されているので、
取付け時には各部のバランスを見ながら調整が必要。

ここで無理な力が掛かったまま取り付けてしまうと、再び破損しやすくなってしまう。

 N18エンジンのココは定期交換部品と考えるべきかも。

ミニだけじゃなく、1シリーズ等でも、、
吸気ダクトのターボチャージャー接続部破損はよく見かける。

素材の関係による劣化のしやすさ・割れやすさのため、
この吸気エアーダクトは定期交換部品と割り切って考えるのが良いかも。

もちろん、脱落しかけだったエアーフィルターも
ステーの向きを変更・取り付け調整してしっかりと差し込み固定。

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