津市 ベンツ W176 A180 冷却水漏れ 修理 三重県 津市 ティーズアート

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ベンツ W176 A180 冷却水漏れ 修理

 ターボエンジンならではの冷却水漏れ

W176のA180さん。
M270、横置き直4ターボエンジン搭載。

冷却水の警告が出たので修理にて入庫です

 冷却水が漏れていたのは2か所、サブタンクとターボチャージャー。

今回の冷却水漏れ、主な漏れ場所は樹脂製冷却水サブタンクの底面割れ。
これは色々な車種で発生する問題。
なぜか底面にクラックが入って、ひどくなるとポタポタ漏れてくるという。。

そしてもう1箇所はターボチャージャーの冷却水ライン。
こちらはにじみが積み重なってきているような状態。
遮熱板を取り外しての作業となる。

遮熱板を外すと小さいターボチャージャーが。
タービンアウトレットはテーパー状に急激に太くなり、キャタ付きダウンパイプでとつながる。

 予想以上にひどい状態だったタービンクーラントラインのOリング。

排気ガスの熱で高温になるターボチャージャー。
エンジンオイルで回転部を潤滑し、エンジン冷却水で冷却する。

そんな高温部に取り付けられる冷却水ラインは、Oリングで密閉されているのだが、、

高温+汚れなどで固着しているので慎重に力をかけてパイプラインを外す。
出てきたパイプはコテコテ、Oリングはどこ?といった状態。 これでは漏れる。

 当たり前だけど新品のOリングはちゃんと弾力があり、断面形状が丸い。

もちろん、ターボチャージャーの無いNAエンジンではこの部分が無いのでこのトラブルは発生しない


やはり複雑なシステムになればなるほどメンテナンス性は悪くなってしまう。

シンプルな昔のNAエンジンから
燃料系が直噴になりポンプや配管が追加され
燃費を重視したダウンサイジングターボになってターボのぶん複雑になり、
また排ガス浄化を進めるため吸排気系にセンサーや装置が追加されて、、

さらに直噴ターボエンジン+電気のハイブリッドとなれば余計ややこしくなる。

それって、、家の中も同じ?
家の中にどんどん物が増えると、整理整頓・お片付けするのが難しくなってくる。。
でも、家の中に増えたものは不要な物からガンガン捨てることが可能。
しかしエンジンルームにある補器類などは、、捨ててしまうわけにいかない

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