N18B16Aエンジン搭載の
R56ミニクーパーS後期さん。
冷却水を補充すると
そのままどこからか地面へ
落ちていくという、、危険な状態。。
激しい冷却水漏れが起こっているのはエンジン後ろ側、ウォーターポンプの裏付近。
ここにはウォーターポンプとサーモスタットをつなぐ樹脂製のパイプが設置されており、、
その樹脂パイプが破損している可能性が高い。
しかし大量に冷却水が漏れた状態で走行してしまったようで。。。
各ウォーターホースを外していくと、、
サーモスタットのホース接続部にはヘドロのような状態になったものが。
そして、冷却水は出てこない。
ヘッドに取り付けられるサーモスタットを外して見えた、エンジン側冷却水通路。
ここには黒く焼け焦げたような堆積物が。
ここにもヘドロ状の物体が。
右の写真は室内へとつながるヒーターホース接続部。
ここはヘドロの量がすごく、パイプの半分を埋めている感じ。
このヘドロ状物質、、
かなりの高温になったであろうエンジン内部に近いほど、色が濃くなってっている。
冷却水は外へ漏れただけではなく、、
エンジンクランクケース内にも流れ込んでいた。
エンジンオイルを確認するとこのような状態。
オイルフィラーキャップからヘッド内部を見ると、水分が。
ドレンからはエンジンオイル+冷却水の混ざった液体が。
スパークプラグを外して確認すると燃焼室内に水分はなさそうなので、
どこかで冷却水通路とエンジンオイル通路がつながってしまっている状態。
今回の最初の原因と思われる、樹脂製冷却水パイプ破損での大量水漏れ。
昔からサーモスタットでよく漏れが発生するR56系ミニだが、
サーモスタット交換修理時に、劣化した樹脂パイプを同時交換しないと
このようなひどい状況になってしまうことが考えられる。
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