N20B20B 4気筒ターボエンジン搭載の
5シリーズツーリングさん
エンジンルームから
白煙とともに焦げ臭いにおいが。
それだけではなく、室内へも
煙とともににおいが入ってくる状態。
BMWの傾斜マウントエンジン、エンジン上部からのオイル漏れで
エンジンルームから白煙が出てくることはよくあるのだが、、
運転席ドアを開けた瞬間、車内に焦げ臭いにおいが。
車内で何かが燃えているわけではなく、
エンジンルームから出た白煙がエアコンの外気導入から車内に入って来ているのだが
これはなかなかひどい状況。
放置するとだんだん煙の量は増え、最悪は火災につながってしまうことも。
BMWの縦置き直列エンジンは、排気側を下にして傾斜マウントされており、、
エンジン最上部のシリンダーヘッドカバーからオイル漏れが発生すると
高温となった排気側、エギゾーストマニホールドやターボチャージャー、触媒へと流れ落ちていく。
エンジンの搭載位置がかなり後ろに寄せてあるため、エンジンルーム後部の各部品を外す必要が。
このあとは配線類と高圧燃料ライン、ヘッド後ろ側に装着されているバキュームポンプを取り外していく。
オイル管理は良かったようで、エンジン内部の様子は問題なし。
傾斜マウントにより、漏れたオイルが排気側へ流れてくるのが分かりやすい。
アルミ製のヘッドカバーであれば、ガスケットのみの交換で済むのだけれど
素材が樹脂なヘッドカバーは熱や経年劣化で変形している可能性あり。
ガスケットだけの交換ではまだにじみが残るパターン、
またときどき、樹脂ヘッドカバー自体にクラックが入っているものも見かけることがある。
気軽に簡単に脱着できるヘッドカバーであれば、とりあえずガスケットだけ、、も有りだけど。
しかもこのカバーは単なるカバーではなく、ケース内圧制御の部品を内蔵している
ココの内部が破損する場合もあるので予防整備としても丸ごとの交換がおすすめ。
ちなみにmade in china の社外部品でアルミ製のヘッドカバーも存在するようだが。。
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