M270エンジン搭載のAクラス・Bクラスなどで
エンジンチェックランプ点灯といえば、、
というほど多発のサーモスタット故障。
今回も特に不調は感じないが
テスター診断するとやはりコレ。
このパターンのサーモスタット不良は、今までほぼすべてが「オーバークール」。
サーモスタットのバルブが閉じきらないため、冷却水温度が設定値まで上がらないというもの。
オーバーヒートの場合は 水温計の針がヤバいところまで上がってる ってなるので分かりやすいんだけど
今回のオーバークール、これってなかなか気づきにくく、、突然エンジンチェックランプ点灯となる。
インテークマニホールドを外したら、目的のサーモスタット。
本体は2本のボルトのみでエンジンブロックに固定されているんだけど、
たくさんのクーラントホースを取り外す必要が。
さぞたくさん壊れ、たくさん売れたであろうこのサーモスタット。
ミニR56系エンジンもそうだけど、もっと昔のサーモとは違いたくさんのホースが集合する複雑な形状。
今回の壊れ方はオーバークール。
なのでオーバーヒートや冷却水漏れといった壊れ方より緊急性は少なく、
交換作業の日まで様子を見ながら乗ることも可能だが、、
エンジンチェックランプ点灯したままはやはり気持ちわるいもの。
インテークマニホールドを脱着するので、インマニガスケットは同時交換します。
このM270エンジンのインマニ脱着、何度も作業してきたが
今までここが気になったことは無かったと思うんだけど、、
元のガスケットの潰れ方がおかしかった。
4気筒とも、あきらかに変な潰れ方をしていた。組付けミス?物が良くない?
エア吸いなどのエンジン不調は無かったんだと思うけど、ちょっと気になった点。
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