津市 BMW F46 218i グランツアラー エアコン不調 修理 ティーズアート

BMWの背の高い218系、F46さん。
エアコンの効きがおかしい。
風は出てくるのだけど
なんだか温度が左右で違う。。
左右吹き出し口から出てくる空気の温度を測定。
まず暖房MAXの28℃に設定すると、
左右とも暖かい風が出るけれど15℃近い温度差、右側の効きが弱いという状況。
次に冷房MAXの温度設定、16度に設定したら
左側はキンキンに冷えるものの、右側は全く冷えない。。
明らかに右側のエアコンシステムに問題が。
ちなみにこの点検時は12月なので、
夏場だったとしたら
冷房での右側吹き出し口温度はもっと上昇し、暑くて乗っていられないと思われる
テスター診断をして出てくる故障コードは、「右側ミキシングフラップ」。
各実測値を見ながら温度設定を変更していくも、右側だけは数値がおかしい状況。
フラップを駆動するアクチュエーターを外し、手でフラップ軸を回してみると、、
左側フラップは軽く動くものの、右側フラップは硬くて簡単に動かない状態。
問題のミキシングフラップだが車上ではどうにもならず、、
エアコンユニットを取り出しての修理となる。
外したエアコンユニット、問題のフラップはやはり劣化・変形しストッパーを乗り越えていた。
どうやら中華の社外品ではフラップ単体が存在するようだけど、
フラップを動かすアームやエアコンユニットケース側のストッパー部分など、
フラップ以外の部品にも劣化や変形が起こっていることは考えられる。
また車上で交換できるわけではなくエアコンユニット脱着はかなり手間がかかる作業。
そのため長く安心して使用できるよう、純正エアコンユニット丸ごとの交換をお勧めする。
左右で大きな温度差があったヒーターはしっかり温度が上昇するようになり、
全く冷えていなかったクーラーもしっかりキンキンに冷えるようになった。
このエアコントラブル、同タイプのエアコンユニットを搭載した
1、2シリーズ系とMINIでも多発している様子。
不調を感じ始めていたなら、、夏が来る前に修理しておきたいところ。
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