R53ミニさん、Fサスのアッパーマウントが劣化。
たまに見かける危険な状態は、
アッパーマウントのゴム部分が大きくひび割れ
というものだけど、
今回の場合は違う理由で要交換に。
緑色サスといえば、TEINの車高調整式サスキット。
車内から減衰調整ができるという「EDFC」システム搭載なんですが、
このEDFC調整ユニットが、
サスシャフトの上に取り付けられるので ボンネットとのクリアランス確保が問題となる。
今回の車両ではアッパーマウントが劣化で潰れ、
EDFCアクチュエーターの位置が上がったためボンネットにヒットしていた。
R53ミニの場合、フロントサスペンションはストラット式。
このアッパーマウントにフロント荷重が集中するため、負担はかなり大きい。
劣化してこのように潰れるとフロント車高が下がる、またここでのクッション性が減るため乗り心地は悪化。
このまま放置すればゴム部分に亀裂が発生して危険な状態になっていく。
またこのアッパーマウントを固定する、ボディ側ストラットドームが変形しやすいのもR53ミニの特徴。
そんなボディ側を保護して長く楽しむためにも早めに交換しておきたいところ。
EDFC調整ユニットとボンネットの干渉を防ぐためには他の方法もあったけれど、、
今回のアッパーマウント交換により、かなり位置が下がった調整ユニット。
しかしクリアランスにはあまり余裕は無いので、定期的な確認が重要となる。
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