BMW・MINI で多発の
「車両動き出し注意」警告が出るやつ。
今回は3ドアのF56ミニクーパーさん。
ハンドル奥メーターに「車両動き出し注意」。
これは、ミッションのセレクターレバーが「P」に入っていない時にドアを開けると
「車が動いちゃうかもなので気を付けて」という警告表示。
だけど、この車両では「P」に入っているのにこの表示が出るのです。 コレは異常。
そしてセンターモニター側ディスプレイには「トランスミッション警告」。。
F56系ミニのシフトレバーユニットには2種類があり、、この車両は「機械式」のタイプ。
機械式シフトレバー、動き出し注意、テスター診断ではいつもの故障コード。
原因は、このレバーユニット内の可能性が高い。
これとは別のもうひとつのタイプ、「電子制御式」でも動き出し注意の警告が出てくるトラブルはある。
でも、今のところ現品修理ができるのはこの「機械式」タイプのみ。
純正部品では内部単品パーツの供給が無く、部品としてはこのレバーユニット丸ごとの交換となる。
このスプリングが折れやすく、折れ曲がってしまったらセンサーが正常に働かなくなる。
メーター上に「P」「N」「R」「D」などのシフトレンジを表示させるためのセンサーは他にあり、
このシーソー型レバーと使ったセンサーでは「P」位置だけを重ねて検知している。
そんな「P」センサーが正常に働かなくなり、
「P」なのに「Pじゃない」と検知してしまうため、動き出し注意+トランスミッション警告が出る。。
故障の修理には関係ないと言えるのだけど、これは重要だと思って毎回やってること。
特にエアコンの室内ユニットを脱着する時もそう、
室内の部品を外した時って、普段掃除できない部分をきっちりきれいにするチャンスなんです。
修理の作業って、壊れてた部分を正常に戻す「だけ」。
でもついでの作業で、
ちょっと気になってたあそこのなかなか取りにくい汚れが取れてきれいになってたら、、
自分だったらうれしいし、作業してる側も元よりきれいに仕上げれたら気持ち良い。
このスイッチユニットのせまい隙間は、拭いても掃除機で吸ってもなかなか汚れが取れない。
車両から取り外した今だからのチャンス、高圧エアーで汚れを吹き飛ばしてキレイに。
こういった大物部品なんかは、なかなか取り外す機会が無いので特にチャンス。
車の中でエアブローするわけにはいかないので、車外に取り外した今やっておくべき掃除。
もちろん、センターコンソールを外したフロアカーペット側も掃除機でゴミを吸い取ってキレイに。
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