F系ミニのクラブマン、F54 クーパーSさん。
エンジンをかけると、、とんでもない振動。
シフトレバーをDやRに入れると、
さらに振動と音は激しくなる。
エンジンとは、振動する物。
その振動をできるだけ抑えるためにエンジンの内部・外部に対策はされているけど、
最新技術で小さくはできても、消すことは不可能。
そんなエンジン振動を車内に伝えないためにゴム製や液体封入式のエンジンマウントが使われる。
もしそういったエンジンマウントが無く、ボディフレームにエンジンがボルト固定の直付けだったら、、
とんでもない振動が車両全体に伝わって不快になる、、だけではなく、
激しい振動は各部のネジ類を緩ませたりボディやフレームの金属板にひび割れが入る原因になる。
ミニのようなエンジン横置きのFF車の場合、
だいたい3~4個のマウントでエンジン・ミッションが固定されている。
当然、どれもが劣化していくので全てを交換するのが理想。なのは当たり前だけど、
今回の車両はエンジン側のメインエンジンマウントのみを交換することに。
1個のマウント交換だけ、、ではあるけれど、
F系ミニの場合たくさんの部品が重なって取り付けられているため、まわりから攻めていく必要が。
ちょっと複雑な形状をしたF系ミニのメインエンジンマウント。
ヘッドライトを取り外せばどのように固定されているのかが分かるけれど、
すんなりとは出てこないということが予想できる状況。
エンジンマウントは、エンジンを「浮かして」振動がボディに直接伝わらないようにしているもの。
エンジンを支える、サスペンション。
そんなエンジンマウントが劣化・破損しやすいかは車種によって様々、
また組み合わせられるトランスミッションによっても変わってくる。
MTの場合、信号待ちなどでクラッチを切るorギアをニュートラルに入れる=駆動系には負荷がかからない。
対してATの場合は普通、Dのまま。
DやRで停止しているときはエンジンがどちらかの方向に傾き、負荷が掛かっている状態。
そのため、どちらかというとマニュアルトランスミッション車は
大きく分かりやすい振動が車内に伝わりにくい傾向。
エンジンマウント 液漏れ
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