津市 ベンツ W204 C200 ヘッドライト点灯不良 三重県 ティーズアート

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ベンツ W204 C200 ヘッドライト点灯不良

 純正HIDヘッドライトが片側光らない

W204のCクラスさん、
左側HIDヘッドライトが光らない。
また、LEDも光らない時がある。

この車両のヘッドライト光源は、
純正HIDシステム。
単なる球切れ?なのかどうなのか。

 メーター上にはいくつかの警告メッセージが表示される。

もちろん車両側は故障を検知しており、警告メッセージを表示。
テスター診断でもたくさんの故障コードが入力されている。

 HIDシステムの点灯不良、まずはHIDバルブの入れ替えテストから。

現代の純正LEDヘッドライトの場合、電球の入れ替えテストは不可能だけれど
HIDシステムの場合は電球をとりあえず交換して点検することができる。

結果は、、変わらず。 
なので単なるバルブ不良ではなさそう。。

次のステップはHIDコントロールユニット(HIDバラスト)の点検。

 ヘッドライト下のユニットを交換したら、HIDが点灯。

左右ヘッドライトを取り外し。
ヘッドライトの下面に取り付けられる2つのユニットを外して目視点検。

ココで、ちょっと怪しい部分を発見。。

問題のない右側ヘッドライトのユニット2つを左側ヘッドライトに取り付けしてみると、、
光りました、HIDヘッドライト。 他のLEDもすべて正常に点灯する。

なのでユニット不良が決定なんだけど、そうなってしまった原因は??

 ヘッドライトレンズが、割れていた。 そして水が入り、ユニットを破損。

問題のヘッドライト下ユニット。なんだか水没気味か雰囲気になっていたのです。

症状が出てから入庫までの間に水分はほぼ乾いてしまった様子だけど、
明らかに水の跡が残っていた。

BMWのF20 1シリーズや、F10 5シリーズでは定番なトラブルの「ヘッドライト雨漏り」だけど、
ベンツのW204 Cクラスでは、、初めて見かける。

珍しいなぁと思いながらヘッドライト全体を点検していたら、、
見つかった明らかな原因。
ヘッドライトレンズに思いっきりひび割れがあり、指で押すとプカプカ動く状況。
これでは水が入ってしまう。

 割れ部を溶着し、強度を確保した上からしっかりと防水を行う。

今回の雨漏りはレンズの割れによるものなので、防水の前にまず割れ部の接着修理が必要。

接着剤を盛っても良いけど、レンズ素材自体の溶着が可能だったので溶かしてガッチリとひっつける。
これでレンズを押しても動かない強度を確保、その上からしっかりと防水処理。

 ユニット内部の基板はやはり水分により破損していた

電気に水は禁物。 

壊れたユニットを分解してみると、水害によりダメージを負った痕跡がクッキリと。。

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