津市 ポルシェ マカン 冷却水漏れ 修理 三重県 津市 ティーズアート

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ポルシェ マカン 冷却水漏れ 修理 三重県 津市

 冷却水量の警告表示が出る。

V6 3Lエンジン搭載のマカンさん。

エンジン冷却水が漏れているようで、
地面には赤色系の液体がポタポタと。。

もちろん早急に修理が必要な状態である。

 エンジンとミッションの合わせ目付近から落ちてくる、赤色系の冷却水

縦置きエンジンの後部、ミッションケースとの合わせ目あたりに赤い液体が垂れているのが確認できる。

微量の漏れ、にじみ程度であればエンジンの温度で水分が蒸発し、白っぽい粉状の漏れ跡が残るのだが
これだけはっきりと液体状のまま流れてくるということは、あきらかに漏れ量が多いと予想される。

 縦置きのV6エンジン、隙間からではあるが漏れ箇所が確認できた。

冷却水漏れが発生していたのは、黒い樹脂製の細いホース。
これはV型エンジンの左右バンク冷却水通路からのエアを抜く細いパイプライン。

このエンジンではよく破損、冷却水漏れが発生しやすい部分。
しかし修理のため部品を交換するには、インテークマニホールドなどを外していかなければならない。

 V6エンジンのインテークマニホールドを外す。

黒い樹脂製のボックスが、スロットルバルブを左右バンク吸気ポートをつなぐインテークマニホールド。

脱着には燃料ラインの取り外しがともない、
またゴミなどが吸気ポートに入ってしまわないよう注意が必要な作業である

 問題の樹脂パイプラインはVバンク間の一番下を通っている

冷却水漏れが発生しているパイプライン、太さ的には細いものだが
長さがある上にT字状になっており、全体としてはけっこう大きめの部品。

インテークマニホールドを外しただけではまだ交換することができず、
Vバンク間に設置されている各部品や燃料の高圧ラインの取り外しも必要となる。

漏れた冷却水はいちどVバンク間に溜まり、一定の量を超えるとエンジン後部側へ流れ落ちていく。

 これが樹脂製のT字パイプライン。左右シリンダー冷却水通路のエアを抜く。

取り出してみるとやはり結構大きい部品。

明らかに割れや折れが起こっている部分は無かったが、
素材の劣化により左バンク側ジョイントフランジとのカシメ部から漏れが発生していた。


他メーカーのV型エンジンでも同様のエア抜きライン装備のものがあり、
特にBMWのV8ターボエンジンでは今回と同様に劣化して冷却水漏れの原因となることが多い。

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