メルセデスW176のAクラスさん
バッテリーがおかしいっぽい?とのことで入庫。
最近のメルセデスはバッテリー自体の状態を判断して、
警告を出す機能が付いているんですが。
警告メッセージは、サブバッテリーに関する物。
テスター診断してみると、同様のフォルトコードが入っている。
実測値のデータが見れないか探してみると、、サブバッテリーの内部抵抗値が見れました。
これは以前の車両には無かった機能。
内部抵抗値の限度が200mΩのところ、実測値は260mΩになっている。ダメですね
バッテリーとは、例えるなら水を入れるバケツ。
バケツに入った水が満タン=フル充電 とするなら、
バケツの大きさ=バッテリー容量。
バケツに半分砂を入れると、水は半分しか入らなくなる=抵抗値が増えて容量が減る
むかし、バッテリーの良否判断を電圧でしてる? のを見かけたけことがあるど、
使い捨ての乾電池じゃないんだから、そんなのはまったくもって無意味。
そしてサブバッテリーをチェックすると、、
新車装着ではない、最近交換したようなきれいな状態のバッテリーが。
エンジンルームではなく室内設置なので、きれいなのは普通なんだけどあきらかに新しそう。
今度はバッテリーテスターにて、直接バッテリー容量をテスト。
すると、、、バッテリー容量には全く問題なし!
ではなぜ??
このサブバッテリーを軽く触った時点で分かってたんですが、、
なんと端子のボルトが緩んでいた。 交換作業時のミスと思われる。
そこで接触不良、電気が流れにくくなり、
車両コンピューター上からは抵抗が大きいと判断された。。
端子のボルトを普通に締めなおしてテスター上から再度確認すると、
内部抵抗値は55mΩとなり警告も出なくなりました
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