ハイブリッド車でも、、エンジントラブルは起きる。
しかしその修理作業は普通のエンジン車とは異なり、、
いろんなシステム・搭載方法などがあると思うけど、
このクルマは整備がなかなかたいへん。。
走行中、アクセルを多めに踏んで加速しようとするとミスファイア症状。
エンジンチェックランプが点灯して燃料カットが入る。
ターボエンジンのBMWでありがちな、
点火システムが弱っている状況でブーストが掛かると、失火する症状。
よりぎゅうぎゅうに圧縮された空気の中では点火しにくくなり、点火系の劣化がはっきり出る
逆に、アクセル踏まずにだらだら走ってるだけだと症状出なかったりします。
なのでまずはスパークプラグとイグニッションコイル点検なのですが、
エンジンルームはこのような状況… おーまいがー。
まず一番上に設置されているハイブリッドのシステムを外さなければなにも始まらない。。
この2個の大きな物体、重いのですよ~
そんな重量物がエンジンルームの一番高い場所にある。
さらに、、配線カプラーをすべて抜けば外せるわけもなく、
ハイブリッドシステム用の冷却水を抜いてホース類を外す必要が。
電源システムを外しても、イグニッションコイルにはまだまだ遠く。
重い電源システムを搭載するためのガッチリとしたスチールのフレームを外し、遮熱板をはずす。
すると、、やっと見えてきたV8ツインターボエンジン。
しかしまだここからエアクリーナーボックスを外す必要が。
ここまで来てやっとシリンダーヘッドが見えてきた。。
当然スパークプラグとコイルを全数交換しますが、やはり追加作業は出てくる出てくる。
このV8インバンクツインターボエンジンはやはり熱がひどいようで
ハイブリッドでない通常モデルでも、タービン付近&Vバンク間での水漏れが起こり・・・
ブローバイラインの樹脂素材の劣化などもひどい状況に。
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