V6エンジンM272搭載のW639 Vクラスさん。
特に症状なく、普通に走るんだけど
エンジン警告灯が点灯。
エンジンに限らず警告灯が出たままでは
気持ち悪いですよね
テスター診断すると、エアインジェクションの機能故障。
このエンジン、排気ガスをキレイにする目的で空気を送るエアポンプが付いている
エンジンを始動すると、たまにポンプがブ~って回って空気を送り込むんですが
テスターから操作して強制的に回してみるも、、回らず。
そして電源を確認するとNG、ヒューズが切れていました
ポンプ自体の回りが重く、回ったとしても途中で止まる。
そしてショートしてヒューズが飛んでしまう状況。ポンプ自体がダメ。
動かなくても走行には問題ない上に、結構高価な部品なので、、、
電気的にキャンセラー抵抗などで故障コードが入らなくできないか?
なども考えてみましたが、メモリされる故障コードは「機能故障」。
「断線」だったらキャンセラー抵抗でクリアできるかもしれないけれど、
今回の場合は実際に空気を送りこむことが必要なようです。
このポンプは非分解の部品なので、破壊しながら分解していくと。
まず空気を送るファン部分に機械的な破損は無し。
ファンモーターの電気を供給するブラシ・コミュ部分にもひどい摩耗や破損無し。
そして原因は、モーターのシャフトベアリングがほぼロックしている状態でした。
右写真で分かるように、ベアリング内のフリクション熱で黒いシールが変形しています。
ボールベアリング1個。分解オーバーホールできる仕組みになっていれば、、ですね
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