R52ミニコンバーチブルさん
バリっと足まわりを決めて、ホイールも変更。
しかし避けて通れないのはメンテ&修理。
今回は冷却水漏れが見つかりました
R50系ミニのウォーターポンプは、2種類。
今回のようなNAエンジン車(ワン・クーパー)の場合は、
一般的なベルト駆動による、ウォーターポンプ単独マウント。
対してクーパーSモデルのクルマは、ベルト駆動のスーパーチャージャーに取り付けられ、
スーパーチャージャー軸から駆動をもらうというシステム。
まずはファンベルトを取り外すところからなのですが、
ここでクランクプーリーのゴム部分が劣化、飛び出してきているのを発見。
そしてウォーターポンプのプーリーも、なぜか数か所割れ、欠けていました
クランクプーリーは別名、バイブレーションダンパー。
単なる金属プーリーではなく、中心側と外周側の間にゴムがサンドイッチされています
電気モーターとちがいレシプロエンジンは回転にむらが出るので、
その回転むらによる振動を吸収するのがこの部分。
エンジンレスポンスのアップを求めて社外の軽量クランクプーリーをチョイスすると
この回転むらや振動はそのままベルト・各補器類へを伝わるということ。
またクランクプーリーの外周部にあけられているディンプルは、回転バランスをとるためのもの。
ホイールに付いてるバランスウェイトと同様の意味、元々付いていた方はたくさん穴が開いていました。
NAエンジンのクーパーの場合、オルタネーターを外した下にウォーターポンプが。
またエンジンは鉄ブロックなので、冷却水が劣化しているとエンジン内にサビ汚れが出やすい。
アルミブロックのエンジンよりもこまめな冷却水の交換がおすすめです。
新品部品を組み込み完了の図。
樹脂のプーリーに割れがあったウォーターポンプ、新しい物は金属製のプーリーになっていました。
お電話でのお問合せは
059-213-6655で受け付けております。
「ホームページを見た」とお伝えください
>> お問合せフォームはこちら