W202のCクラス、V6エンジン搭載車さん
この時代のベンツV6・V8エンジン、
M112・M113は定番のオイル漏れポイントが。
今回はその中で一番高い位置にある
ヘッドカバーからのオイル漏れ。
90年代後半からのメルセデスV型エンジンは、
シングルカムでツインプラグというのが大きな特徴。
シングルカムなのでヘッドカバー自体は幅方向がコンパクトだけど
片側3個のコイルがヘッドカバー上に付き、各2本ずつプラグコードが伸びる。
つまりV6なら12本、V8なら16本といったプラグコードの数が使用されている
よくオイル漏れが起こるヘッドカバー。
金属製の2段構造、独特の形状になっています。
ヘッドカバー内側には汚れが付いていましたが、
エンジン側、ロッカーアームなどはなかなかきれいな状態を維持していますね
オイル管理は良さそう。
そして外したヘッドカバーは洗浄。こちらもかなりキレイになった
問題はこのヘッドカバーの材質。
この時代のエンジン、ヘッドカバーが軽量化のために普通のアルミニウム素材ではなく、
マグネシウム合金で作られている。
そのため、、、各部に腐食が起こってくるんですよね。
最悪は穴が開く、またガスケット接触面が荒れてオイル漏れの原因に。
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